Nuxt Contents V3 から見る /Contents
V3でコンテンツDBが導入されました。/Contensに保存したコンテンツは全て一旦DBのContent Collectionに格納されます。ページに表示されるのは、DBへのクエリー結果です。DefineCollectionはWPでいうところのカスタムコンテンツの定義に相当するでしょう。この動作はわかりやすいです。DB導入の主な動機はパフォーマンス改善ということです。WPをサーバーレス環境にインストールすることはできません。サーバーレス環境にインストールしたNuxtサイトがWPに対抗できるようになったということなのでしょうか。
一方また、これで、/Contents が何か?がよりはっきり見えてくる気がします。これは、コンテンツDBへの入力インタフェースですよね。コンテンツファイルを作成して/Contentsフォルダに保存するのが、入力フォームからデータ入力を行う代わりになるのです。フォームからのデータ入力は、データタイプ毎の入力項目をそろえたフォームの準備が必要になります。これは結構な仕組みとなります。ファイルの保存であれば、どんなファイルでもとりあえず保存はできます。
ところで、新しいContentRendererは、Content Collection以外のデータもレンダリングすることができるのでしょうか?バインドするデータ形式が同じであれば、別ソースのデータであってもvalueにセットできそうな気もしますが、ドキュメントには、with files の時のみ働くと書いてあります。すでにある他のコンテンツDBからインポートしたいとかとかの要望もありそうな気がしますが、/Contentsに依存しないContent Collectionを作成できるのか?このあたりがまだ読み切れていません。まあ、DB2DBの移行が簡単にいくこともないでしょうから、エクスポートしたデータを一旦ファイルに変換するという方針で良いのでしょう。