仏教と道教

遠い昔、同じ頃、インドと中国に誕生した東洋思想の源流についてGeminiに尋ねてみました。 それぞれ目指す目的地というか境地、涅槃と無為自然には似たようなところがあるようです。 どちらにも相対化を徹底した世界感があるような気がします。違いはスケールでしょうか。


老荘はどちらかいうと儒教のアンチテーゼという側面が強いのかもしれません。 そこには、まだ自分と他人の境界が残っているような気がします。自分がまだいる。 お釈迦さまはおそらくその次元も超越したところへ行かれたのでしょう。

慈悲や利他行を持ち出すと、ひとり勝手に仙人やってればすむという話しではなく、 社会への能動的アプローチが含まれるでしょう。 老子、荘氏に弟子はなく、お釈迦さまには弟子に伝えられたいことがあったのです。 この社会との関係性ゆえに、仏教の宿題は現代ではますます難しくなっている気がします。 ぶっちゃけ、そんなこと言われたって、ムリでしょ! をどう乗り越えるのか?教えて!ジェミニ

登録:2025-06-05 11:59
by nasu38yen
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